祇園祭

7月1日〜31日
祇園祭のスケジュール

1日
吉符入 (山鉾町)

各町内で神事の打ち合わせなどが行われ、祇園祭がスタートします。

 

1日 朝10:00
長刀鉾町お千度(八坂神社)

長刀鉾町お千度の写真

長刀鉾町お千度の写真2

長刀鉾町内一同が稚児を伴って八坂神社へお千度詣をします。

 

2日 朝10:00
くじ取式(京都市役所議事堂)

山鉾巡行の順番を決めます。

 

2日 朝11:30
山鉾町社参(八坂神社)

くじ取式の後、山鉾町・各町の役員が揃って祭の無事を祈るため、八坂神社に参拝します。

 

10日〜13日
鉾建て(山鉾町)

鉾建ての写真

鉾建ての写真2

昔から伝わる「縄がらみ」で組み立てられ、1本の釘も使われていません。「縄がらみ」はスプリングの役目を果たし、巡行の時も鉾全体を柔構造にします。

 

10日
お迎提灯(所定コース〜八坂神社)

お迎提灯とは、同日に行われる御輿洗の御輿を迎えるために祇園万灯会の人たちによって提灯行列が行われるものです。

 

10日
御輿洗(八坂神社〜四条大橋〜八坂神社)

御輿は、夜7時に八坂神社を出発。四条大橋の位置で御輿を清める儀式が行われます。この日から八坂神社の境内では、提灯が華やかに提ります。

 

13日
長刀鉾稚児社参(八坂神社)

長刀鉾稚児社参の写真

長刀鉾稚児社参の写真2

稚児が八坂神社に詣で、神の使いとしての「お位」を授かります。

 

14〜16日
宵山(山鉾町)

宵山の写真

宵山は16日です。近年は宵々山、宵々々山といって16日より数日前から観光客のための観せる催しを行います。鉾内部の見学や「ちまき」や護符を頒布しています。
宵山当日(16日夜)八坂神社では鷺舞いの奉納をはじめ、祇園田楽・石見神楽が舞われ祇園石段下では京舞・太鼓・獅子舞・舞楽などの神賑奉納があります。また山鉾町の囃子方が祇園囃子をかなでながら御旅所に参りここで巡行日の晴天を祈願する日和神楽の奉納もあります。
南観音山ではご神体を担ぎ出して町内を駆けめぐる「あばれ観音」という催しもあり、これが宵山のしめくくりになります。

 

17日 朝9時
山鉾巡行(所定コース)

山鉾巡行の写真

山鉾巡行の写真2

朝の9時に32基の山鉾が四条烏丸で会し、先頭の長刀鉾の稚児が道路に張られたしめ縄を切り落して巡行の出発をつげます。
各鉾は、水引、前掛、胴掛、見送りなど豪華けんらんの懸装品で飾られており、鉦・笛・太鼓そして祇園拍子の調べにのせられて巡行コースにおもむきます。

 

17日
神幸祭(所定コース)

巡行のあと引き続き神幸祭に移り、神輿3基が氏子の区内をまわり御旅所まで行きます。ここで24日の還幸祭まで祀られます。

 

24日
花傘巡行(所定コース)

花傘巡行の写真

花傘巡行の写真2

八坂神社・石段下(10:00)-四条通を西-河原町通を北-御池通を西-寺町通を南-四条御旅所- 四条通を東-石段下を南-神幸通を東-八坂神社(12:00)
山鉾巡行は以前、7月17日(前祭 山鉾20基)、7月24日(後祭 山9基)の2回にわかれています。昭和41年(1966)、後祭が17日に合流し、後祭の行事が喪失したために興されたのが、花傘巡行のはじまりです。
花傘は、山鉾巡行と異なって芸能的色彩が非常に濃く、巡行するものと観るものとの一体感の感じられる祭りです。

 

24日
還幸祭(所定コース)

還幸祭の写真

還幸祭の写真2

午後5時頃四条御旅所を三基の神輿が出発。それぞれ所定のコースを経て八坂神社御供社に至り、祭典を行ないます。午後9時から10時頃八坂神社に還幸。御神霊を神輿より本社に還し、祭典を行ないます。

 

28日
神輿洗(四条大橋)

 

31日
夏越祭(八坂神社)