稲荷神社の総本宮。 商売繁昌の神様として広く知られている。 正月の初詣の人出の多さでも良く知られる。
創建は和銅4年(711)であるが、本殿は明応3年(1494)再建されたもの。 朱色の大鳥居をくぐると、稲荷山を背景として楼門、その背後に拝殿、本殿、権殿などの社殿が続く。
全国に3000ある祇園社の根本神社であり、朱塗りの楼門(西の楼門)は四条通 りの鴨川辺りからも遠望でき、古都らしい情緒を醸し出している。 日本三代祭りの一つ祇園祭はこの社の祭りとして市民的規模の祭りがとり行われる。
大晦日から元旦にかけてのおけら参りも有名である。火縄におけら火をつけてもらい、その持ち帰った火でお雑煮を炊くという京都の古い風習として残っている。
菅原道真をまつる神社で、全国の天神信仰の総社。道真は、学者の家に生まれ、文章博士となり醍醐帝のとき右大臣に昇格する。学界出身の道真の異例の出世に対する反感と藤原氏の他氏排斥から、道真は、九州太宰府に配流される。903年道真は配所で死ぬ が、都の疫病流行に当たり道真の怨霊をおそれ北野天神として崇めるようになった。
平安神宮は明治28年に平安遷都1100年を記念し建立された。 へき瓦丹塗りの社殿は、平安京大内裏の朝堂院を約3分の2に復元した建物である。 当時は第4回内国勧業博覧会のパビリオンとなった。 社殿の背後には、3万平方メートルの広大な神苑がある。 花の名所でもあり、紅技垂桜をはじめ花菖蒲、睡蓮、薮などが四季折々楽しめる。これは小川治兵衛の作庭による。 また参道の鳥居は京都一大きい。
原生林の自然を残す「糺の森」の奥に位 置する賀茂御祖神社は、一般に下鴨神社の名で呼ばれている。 糺の森を清らかな御手洗川が流れ、境内にも清流をみせている。
古代の豪族賀茂氏の氏神社であり京都でも最も古い神社。祭神は上賀茂神社にまつられている賀茂別 雷神の祖父神にあたる賀茂建角身命と、母神にあたる玉依姫命のニ神。 平安遷都後は王城の守護神として栄えた。
正式名は賀茂別雷神社。 古代の豪族・賀茂氏の氏神社。 下鴨神社の祭神・玉依姫命の子である賀茂別雷神を祀っている。 厄除けの信仰を集めている。
本殿と権殿は国宝。文久3年(1863)に改築されている。 また、社殿の多くが重要文化財の指定を受けている。